ガンギマリ プーさん
前回行ったのは、ディズニーシーがまだ開業してなかった頃。
シーは2001年に開業したから...当時4歳か5歳、
あまりに昔の思い出すぎて何一つ覚えていない。
実家のリビングに飾ってある写真から「ディズニーに行ったことがある」のは確からしい。
しかし何も覚えてないから体感としては初めてのディズニーリゾート
この2日間のあれこれをバカみたいな長文で書きたいところだけど、
俺は「プーさんのハニーハント」だけ書くわ。
ディズニーシーの新アトラクション「ソアリン」は凄すぎたさ...
あれは「とにかく並んで観ろ」としか言えない。
でも少しだけ乗った感想をと思って「2020年代のターニングポイントとなるアトラクション」とか「ディズニーが作る本気の...」とか書こうとしたけど、そういうのはどこかの年パス持ったオタクが書いてくれるだろう。
つか俺がディズニー行って何より衝撃受けたのが「プーさんのハニーハント」なんや。
ランドに着いてから一番最初に向かったアトラクションがここで
プーさんの可愛い世界観にテンション上がって写真撮りまくる友達を見ながら
ディズニーに対して、まだちょっとした偏見と抵抗を持っていた。
だから俺はスカした顔して並んでいたんだ、この時までは。
きっとキッズの時から通い詰めた人達にとっては「プーさんのハニーハント」は何でもないアトラクションかもしれない。実際、パシャパシャ写真撮ってた友達は乗り終えた後の俺の興奮ぶりを見て「そこまでかな...(笑)」って鼻で笑ってたし。
それはいいんだ。彼らは昔乗ったことがあり2~3回乗ったことがあるならそうなるさ。
でも23歳にして初めて体験するプーさんは、衝撃のオラオラオラァ‼でしかなかった。
さっそくワイが受けた衝撃を紹介しよう。
・乗り物が通るレールが見えねえ
ディズニーは世界観を壊す「レール」は見せないみたいなことを聞いたことがあるけど、それがこれなのか。どうやって動いてるのか、磁力とかで動いてるのか、きっとその仕組みは調べれば分かるんだろうけど知ったところで、また乗るときに誰かに自慢げに仕組みに関するウンチク話す自分が見えたから調べないでおくわ。
・それぞれが独立して動く
普通さライドアトラクションってレールに沿って同じ道を通るじゃん。
レール見えないがゆえに何もない平面を3台のそれぞれの乗り物がまるで縦横無尽に進むんよ。実際は縦横無尽に動き回るように見える規則正しい動きをしてるんだけど。
それはまるで3つのロボット掃除機がシンクロナイズドスイミングしているみたいな
↑例え方が下手すぎたけど
とりあえず乗りこんでから動き出すまでだけで自分の中にあったアトラクションにおける常識、固定観念をぶっ壊された。
あとあれだ
・ティガーのジャンプで揺れるところ
あれはなんだ、何なんだ。
床が上下に動いてるのか映像を使って視覚と聴覚だけで上下に揺れている気にさせているだけなのか、分からないんだ。調べれば分かる。もう調べないこれも。楽しかったんだピョンピョン跳ねて本当に楽しかった...たとえ23歳の成人男性であろうとも。
そしてこのアトラクションで最高に好きな場面というか場所というのが
・はちみつどろぼう...はちみつどろ...ぼ、
プーさんが「はちみつどろぼう...」ってボソボソ言いながら幽体離脱する
初見はプーがハチミツ食い過ぎたせいでガンギマリしてトリップしたと思ってた(勝手な解釈)
そしてらさ、プーが宙に浮きだして(あれが一番仕組み知りたいわ。投影さえた映像で浮いているように見せているのかな...)
そっからのこれよ!!
何なんだあ!!このサイケデリックな空間わあ!!!
プーよ、ガンギマリしてはなくとも間違いなくトリップはしてますやん。
正直、バチクソ興奮したこの空間。
舐めてたさ、ハチミツぐらい甘ったるいキッズ向けのアトラクションやと。
この展開は想像してなかった。
ここのサイケな空間をぐるぐる回ってたときはプーがキマッてたのと同じぐらい自分もアドレナリンやらドーパミンやら何か分からないけど脳内の興奮させる何かがブシャブシャ噴き出てさ、、
この日、衝撃が忘れられなくて「どうしても」と友達に言って2回乗った。
台風のせいで京葉線が夜から運休したのもあり、待ち時間なしですぐに乗れたんだ。
2回目はより深く観れたから深くキマっ、
もうさ、ディズニーに行きたいわけじゃなくてプーさんに行きたい
どうやらプーさんはハチミツを食べ過ぎてトリップしたわけでなく、ハチミツを盗みに来る「はちみつどろぼう」に怯えて悪い夢を見た。
そのときの悪夢があのサイケな空間だったと...
プーさんのアニメの世界観が忠実に再現されているそうな。
はちみつどろぼう...はちみつd...