ザ・キラーズ
1年経った今でもファビュラスなあの夜を忘れない。
2018年9月12日(水)
俺は東京行きの新幹線に乗っていた。
The Killersというバンドはアメリカのラスベガス出身のロックバンド。
俺がなぜこのバンドにハマったのか。
それについては、話が長くなるというよりは正直覚えていない...
一つだけ言えることは、The Killersはバチすこ魅力的なバンドなんだ。
とりあえず彼らの代表曲でありアンセム、そして彼らとの出会いの一曲を。
音楽をYouTubeの再生回数だけでマウントとることはナンセンスだけど
世界中で3.4億回再生される曲って...どんだけ人気なんだよと。
キラーズを知らない人はとりあえず聴いてくれ。
聴いた?
聴きました?
合わなければ「さよなら」
フィーリンに少しでも響いた人は「ようこそ」
では、2018年に5年ぶりに来日した彼らのライブについて軽く書くから
ちょっと読んでいってくれよ。
行く予定だった大阪公演が台風の影響でキャンセルになった。
俺はサマソニで知り合った優しい兄ちゃんのご厚意もあり、武道館のチケットをタダで譲ってもらった。そして浮いたお金で東京行きの新幹線に乗った。(本当にありがとうございました)
武道館に着き、中に入ってそこで衝撃を受けた。
2階席がシートで閉鎖されていたのだ。
まさにスッカスカの武道館。
たしかに台風もあって大阪はキャンセルになった。でも東京でこの動員数なのであれば今回のキャンセル、本当は動員の問題もあったと思う。
キラーズはアメリカやイギリス、世界中のフェスでヘッドライナーを務めるような大物バンド、代表曲も多く人気も凄い。しかし日本での人気はこのような状況。
日本でのフェス出演の少なさとか色々原因があっての状況ではあるだろう...
でもThe Killersは、本当にとんでもないバンドだったんだ。
たとえどんな不遇な状況も彼らに何の影響も与えなかった。
フロントマンのブランドン・フラワーズは終始、満開の笑顔で歌い続け
プロのエンターテイナー、本物のエンターテイメントから放たれた銃弾は
武道館にいた全員の心を撃ち抜いた。
銃痕から噴き出す多幸感で会場をハピネス色に染め上げ、
彼らはMr.Brightsideというキラーチューンで一人残らずトドメをさした。
「動員問題」や「キャンセル」「日本嫌い」だとか俺たちが勝手に懸念してたこと。
そんなもの何もなかったかのように最高のエンターテイメントを届けて日本を去っていた。
エンターテイナーとしてのプロ根性を見た。
プロ根性という言葉は彼らに似合わないな、
ロックバンド。
彼らは正真正銘のエンターテイナーであり、
なおかつ、正真正銘のロックバンドだった。
大好きな曲貼っておくね。
ここまで読んでくれた方々へ、次の来日公演でお会いしましょう。